平成9年度情報教育指導者講座 中学校・数学(神奈川県)

平成9年10月1日  9時00分から10時10分

「プレゼンテーションツールの活用」


(株)テクノコム 加藤 哲義


 HarvardGraphicsは、世界で800万本以上販売されているマルチメディア対応プレゼンテーションソフトである。プレゼンテーションツールは教材への応用も可能である。同様のソフトにはマイクロソフトのPowerPointなどがある。音声・アニメーション等も使え、動的な効果がある。基本的な時間軸と複数スライドを組み合わせ、動的効果を表すことができる。
 マルチメディアの効果は、対話性、時間軸の付加(物の落下等も表せる)、感覚性があげられる。
 教育への応用として、授業・教材・生徒の発表等に用いたり、論理性・理解力・表現力等の能力を伸ばすうことができる。



 効果の基本手法には、次の4つがある。

○移動法(スライドの移行、スポットライト、自動展開による強調)
○累積法(スライドの構成要素を積み重ねる)
○分岐法(何かのボタンを押すと違うスライドに跳んでいく、対話的教材に向いている)
○リンク法(スライドの中に他のアプリケーション(音、映像等)を組み込んで動かす)