中学校数学3年
時 |
学 習 活 動 |
1 |
集団のもっている性質を調べるのに、全数調査と標本調査があることを知り、標本を無作為に取り出すことの意味とその方法を知る。 母集団の平均値を、標本平均から推定する方法を知り、電卓を使い、実際に推定し、母集団の平均値との比較を行う。 |
2 |
何回かの標本平均の平均値は、母集団の平均値にほぼ等しいことや標本を取り出す回数が増すほど標本平均の平均値は母集団の平均値に近づいていくことをシミュレーションにより確かめる。 標本から母集団全体の数量を推定する方法を考察する。 |
3 |
何回かの標本による母集団全体の推定値は、母集団の実際の数量にほぼ等しいことや標本を取り出す回数が増すほど標本による母集団全体の推定値は母集団の実際の数量に近づいていくことをシミュレーションにより確かめる。 |
学 習 活 動 |
学習活動への支援 |
標本平均から母集団の平均値をより正確に推定する方法を考える。(10分) |
標本によって標本平均にばらつき(誤差)があることにコンピュータのグラフ機能で気づかせる。 |
任意にデータを選択したり、ランダム機能を使い、実験を行い、方法の有効性を確かめる。(20分) |
2通りのグラフ表示の意味を確認し、ソフトウェアの使い方を十分理解させ、実験を通して、標本平均の有用性を実感を持ったものに高める。 |
学習経過をもとに標本平均から母集団の平均を求める方法を確認し、練習問題を解く。(10分) |
流れ図を用いて、学習経過と実験結果をもとに標本平均から母集団の平均を推定する方法を明確にする。 |
標本から母集団全体の数量を推定する方法を考察する。(10分) |
実数を調査するのが困難な場合を扱い、標本調査の必要感を持たせる。 |