授業実践記録「空間図形・立体の切断(1年)」
(使用ソフト名「Virtual Solid for Windows95」)
1999年3月17日(水)
群馬県前橋市立桂萱中学校
上原 永護


T「最初に左端の白紙のアイコンをクリックしてください。
 すると、「図形の作成」というウィンドウが開きます。
 次に正6面体をクリックし、OKをクリックします。」
T「最初に青い正方形が表示されます。左端にある
 上下左右、左回り、右回りの矢印をクリックしてみ
 てください。」


S「あっ、回っている。」
T「すごいですね。さすが、本格的に作られたソフトですね。」
T「つぎに見やすい大きさに拡大してください。」
T「頂点や辺の上にマウスカーソルを持っていくと包丁の形に
 かわります。」
S「あっ、本当だ。おもしろい。」
T「おもしろいデザインですね。」
T「3つの点を指定すると、左端の縮小拡大の間の切断の文
 字がはっきり表示されるようになります。その切断をクリックし
 てください。」


S「うわぁっ、切れた!」
T「すごいね。」
T「切り口はどんな形になっているかな。」
S「三角形、・・・正三角形。」
T「斜めから見た図では、正方形もひし形にみえたりするように、
真っ正面からみないと正確には分からないので、切り口に対して
真っ正面からみるようにします。」
S「矢印を動かすのですね。うまくいかないなあ。」
T「最後まで説明を聞きましょう。?のアイコンの2つとなり、つまり、
右から3番目のアイコンをクリックしてください。」
S「あっ、動いた。簡単にできるね。」



S「先生、もう一度切ってきたんですけど、どうすればいいのですか。」
T「左から5番目のアイコン、つまり、左周りの矢印のアイコンをクリッ
クするか、上のメニューの編集をクリックし、次にアンドゥをクリックす
ればもとにもどります。」


T「次に、6つの場合の切断をしてみましょう。切り口はどんな形になるかな。切り口をプリントの見取り図に
 書きましょう。早く、終わったら、いろいろな切断をしてみましょう。」



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T「こんどは、このような切断をしてください。」 S「できました。これでいいんですね。次に何をすれば
いいのですか。」
T「はい、結構です。今度は展開図をつくります。」




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T「真ん中のアイコン、表示(V)とありますが、そのVの下のアイコンをクリッ
 クしてください。」
S「あっ、はさみになった。これで切るんですね。」
T「その通り、切りたい辺の両端の頂点をクリックし、切れると破線になります。
 全部、切り離すことはできませんから、よく考えながら切ってください。」


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S「おもしろい。切った面が自動的に開いたよ。」
T「上手い!その調子で全部切り開いてみよう。」
S「先生、上手くきれないところがあるんですけど・・・」
T「立体の内側から切ることはできないので、回転させて、外側から切る点を指
 定してください。」


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S「できました。あっ、展開図も回転できるんですね。」
T「そうです。見やすいように回転させてください。」
S「面の内側と外側で色が違うんですね。分かりやすいですね。」


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S「先生、真ん中にハケみたいのがあるんですけど、・・・あっ、色が塗れ
 るんだぁ。塗ってもいいですか。」
T「いいです。でも、最初は透明を塗ってみてください。」
S「あっ、中が見えてきた。」


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S「透明を塗っても辺が残るんですね。」
T「そうです。全部、塗ってみてください。」
S「見取り図みたいになりました。」

S「他の色も塗ってもいいですか」
T「はい、いいですよ。見分けをする程度にね・・・(^_^;)」

T「色塗りはそのくらいにして、他の立体を白紙をクリックしてつくり、いろ
いろな切断をしてみましょう。」

T「はい、時間ですので今日はここまでにしましょう。今日は授業はどうで
したか。」
S「楽しかった。
 切断がどのようになるのかだんだん分かってきた。」